【レビュー】袋分けカンタン家計ノート2020
続けやすいシンプル家計簿!
本書は、現金を項目別に封筒に分けて入れて管理し、何にいくら使ったのかをノートに記入するという形式の家計簿です。お金を現金として管理することで残りの金額が一目でわかり、使いすぎを防ぐことができるというメリットがあります。
1手取り収入の記入
2固定費のリストアップ
3貯金額をあらかじめ記入する
4使える生活費を算出する
5項目ごとに予算を立てる
の5ステップで月初めに予定を立て、
1一ヶ月の生活費を算出する
2残った金額を計算する
の2ステップでその月の家計を把握することができます。
封筒と家計簿を連動させて使うことで、よりわかりやすく、簡単に家計簿をつけることができます。
カンタン 袋分け家計ノート 2020
「家計簿をつけるのは初めて毎日細かくつけるのは面倒という人でも
ラクに楽しく続けられるのが、この「袋分けカンタン家計ノート」です。
毎月いくら使えるかをつかんで費目別に袋分けするので、お金の流れが一目瞭然。
いつの間にかやりくりできるようになり、貯金もムリなくできるようになります。
付録の袋分け封筒やシールなど、楽しくつけられる工夫もいっぱい!
CONTENTS
袋分けカンタン家計ノートの使い方
毎月の記入ページ
今年のまとめ
ボーナス・臨時収入の控え
特別支出の記録
クレジットカードの使用控え
費目別チェックグラフ/貯金・保険の控え
おつきあいの控え
医療費の控え
アンケートプレゼント
2020年の目標
カンタン 袋分け家計ノートの使い方
この「袋分けカンタン家計ノート」は、現金を封筒で管理し、何にいくら使ったかをノートに記入する仕組みです。使える お金がひと目でわかるし、手元にあるだけでやりくりしようとするから使いすぎが防げるのもメリット。慣れてくると貫日の分け方も自分のやりやすい方法が見つかるはず。1か月 分4ページ、まずは1~2か月続けてみましょう。
今月の予定を確認しよう
給料日をはじめ、出かける予定や記念日 など、その月のスケジュールを記入。付録のシールを貼ると楽しくなります。公共料金の引き落とし日を書き込んだり、献立プランをメモしておいても。
1 手取り収入を記入して
ここには手取り(収入の総額から税金と社会保険料を引いたもの)の金額を記入します。前月からの繰越金があればここへ。
2 毎月支払う固定費はすべてリストアップ
家賃や住宅ローン、公共料金、保険料のほか、習いごとの月謝、こづかいなど、支払額が決まっているものを書き込みます。公共料金についてはその月に支払う額を記入して。またカードでの引き落としなどもこの欄へ。
3 貯めるお金を あらかじめ書き出す
天引きで貯めているお金や財形貯蓄など、今月の貯金 額を記入します。毎月の生活費ではまかなえない特別支出用のお金をプールする場合も、ここへ書き入れておきましょう。
4 今月やりくりできる生活費をつかむ
「今月の収入の合計A」から、「出ていくことが決まっている お金の合計B」と「貯金の合計C」を引いて、「今月使えるお金 D」を算出。この金額が今月の やりくり可能な生活費です。
5 費目ごとに予算を立てる
さあ、いよいよ生活費を費目分けしてそれぞれ予算を立てます。費目はできるだけシンプルに分け、袋の数を絞るのが袋分けを成功させるコツ。数が多いとお金の出し入れや記入が面倒になったり、買ったものをどの費目に入れるか混乱しがち。たとえば「食費、日用品費、子供費、医療費、レジャー 費、車費、その他」というように、7費目くらいまでが管理しやすいでしょう。最初は「食費、日用品費、その他」の3つ程度で始め、慣れてきたら自分がやりやすい数にしても
1 1ヶ月の生活にかかったお金をつかむ
お金を使ったら、費目ごとに毎月の記帳ベージ(3~4ページ目)にに記入します。その月が終わったら、それぞれの費目の袋に支出の合計額と残金を書き入れ、ここにも費目ごとに転記。最後に各費目の支出を合計すれば、その月にかかった生活費が出ます。
予定外の出費は生活費とは別に管理を
出産祝いなどのおつきあいのお金や、冷蔵庫の修理代といった不意の出費は、毎月の生活費とは切り離し、特別支出として扱って。ここでは覚えとして書き入れておきます。この特別支出は別にプールしておいたお金でまかなうようにし、57ページでまとめて管理しましょう。
封筒は現金管理用
袋分け封筒には1か月の予算の現金 を入れ、使うたびに出し入れします。余った袋は予備費や特別費を入れておいたり、新聞代などの現金払い用にするなど、自由に使ってください。
レシートも貼れるフリースペース
レシートを貼ったり、メモスペースとして自由 にお使いください。
お金を使ったときにつけるだけでOK
買ったものを書くときは、お金を使ったときだけ費目別に分けて記入。この費目欄は袋分け封筒の動物イラストと対応しているので、ネコは食費、クマは日用品費というように袋とセットで使えます。よくお金を使う費目は広いスペースの書き込み欄を使用して。予算も記入し、その月の終わりに支出額の合計を出します。この数字は、袋分け封筒の支出欄と前ページの費目ごとの支出欄色にも転記を。クレジットカードの支払いはクなどとわかるように書いておくと後で見返しやすい。
今月のやりくりを自己診断しよう
集計が終わったら1か月を振り返ってみましょう。付録の便利シールには「ヤッタネ!」「まあまあ」「がんばろう!」などのマークがあるので、ぴったりのものを選んで貼って励みにして。やりくりの成果が残念ながら赤」 字の場合は、その原因も記入しておくと翌月から参考になります。
外食代がオーバー しちゃったけど 今月はがんばった本
ゼ早くなおそう!
食費
交通・通信費 主食や肉、魚、野菜などの材料、調味料、酒、飲み物、お菓子などの購入費。外食費はレジャー費に入れて。
日用品費
洗剤、歯磨き用品、シャンプー、トイレットペーパー、防虫剤、電池、電球などの購入費。キッチン用品や掃除用品代。
子ども費・教育費
ミルク、紙おむつ、おもちゃ、本などの購入費。保育料、授業料、塾や習いごとの月謝はBに。
医療費
診察費、治療費、薬代など。通院にかかる交通費も含む。
レジャー費
宿泊費、交通費、高速料金、飲食費、入園・入場料など、レジャーにかかったすべての費用。
交通・通信費
電車代、バス代、タクシー代、切手代、はがき代、宅急便代など。固定電話・携帯電話料金は除く。
教養・娯楽費
本や雑誌、CD、DVDなどの購入費やレンタル代。映画、演劇、美術館、博物館などの入場料など。
車費
ガソリン代、高速料金、外出時の駐車料金、カー用品代など。毎月決まって出ていく駐車場代、自動車保険、車検費用、税金などは除く。
衣料費
服や下着、靴、アクセサリーなどの購入費。クリーニング代も含む。
美容費
美容院代や化粧品代など。子どもの散発代は子ども費へ。
2 どれだけお金が残ったか計算する
「今月使えるお金D」から「袋分けで使ったお金の合計E」を引くと、「その月のやりくりの成果F」がわかります。合計金額 がプラス(黒字)だったら、そのお金は翌月の繰越金にまわすか、貯金を、マイナス(赤字)なら、どこにその原因があるのか検討し、予算にムリがないか見直してみましょう。